ここではサファイアスタディツアー2025「オーストラリア学校体験&シンガポール」のFAQ(よくあるご質問)にお答えいたします。
Q1)英語力はどの程度必要でしょうか?
今回のツアーでは、基本的なコミュニケーションが可能な英語力が求められます。目安としては、英検®3級以上か同レベルを取得していることが望ましいと考えています。
まったく英語が理解できない場合、現地での交流や体験を十分に楽しむことが難しくなるためです。ツアー中は、言語の違いにかかわらず、人との関わりの中で様々な形のコミュニケーションが求められます。日常の生活で日本語でのコミュニケーションがきちんとできることが何より必要です。
訪問先であるオーストラリアのブルームは、戦前から日本との交流がある地域ですが、現代のオーストラリアは多文化社会です。また、シンガポールでは、多くの市民や留学生、大学院生が英語を共通言語として日常的に使用しています。
Q2)ホームステイはどのようになりますか?
原則として、参加者2名が1家庭に滞在しますが、状況によっては1名1家庭となる場合もあります。ホストファミリーは、基本的にBroome Senior High Schoolの生徒のご家庭です。ただし、学校の近隣の家庭や、学校関係者(先生など)のご家庭になることもあります。
参加者の英語力やご希望などを考慮し、事前にご相談のうえでマッチングを行います。
Q3)バディについて教えてください。
バディ(buddy)とは、学校生活の中で参加者をサポートしてくれる現地のボランティア生徒のことです。授業は、そのバディの時間割に沿って一緒に受ける形になります。
バディがホストファミリーの生徒と同一人物の場合もあれば、別の生徒が担当することもあります。また、欠席など個人的な事情により、日によってバディが交代する場合もあります。
Q4)「最先端科学実験」を体験すると聞きましたが、理科が苦手でも大丈夫ですか?
ご安心ください。理科が得意でなくても、まったく問題ありません。
今回は、「サイボーグ昆虫」などの先進的な研究で知られる佐藤教授のご協力により、特別に研究室訪問と体験プログラムを実施できることになりました。ナノテクノロジー、AI、画像認識など、未来を感じる研究の一端に触れる貴重な機会です。
海外で学ぶとはどういうことか、また、研究とは何かを肌で感じられる体験になるでしょう。将来の夢や進路を考えるきっかけとして、すべての分野に関心のある方にとって意義のある体験になると確信しています。
Q5)虫が苦手でも参加できますか?
はい、大丈夫です。実は、私自身も虫が少し苦手です。
それでも、佐藤教授や大学院生による研究の意義、そしてミャンマー大地震の際に「サイボーグ昆虫」が人命救助に貢献したというニュースに触れ、「苦手」という気持ちは次第に薄れていきました。
どうしても難しいと感じる方は、別の研究テーマを扱う研究室での体験も可能ですので、ご安心ください。
Q6)シンガポール南洋理工大学とは、どのような大学ですか?
南洋理工大学(NTU)は、シンガポールを代表する国立大学のひとつで、シンガポール国立大学(NUS)と並び高い評価を得ています。
昨年には「AI・コンピューティング・データサイエンス学部」が新設され、1学年に約1600人が入学し、話題となりました。その多くが海外からの留学生です。
なお、「理工大学」という名称ですが、欧米やアジアの理工系大学と同様に、ビジネス、人文、アート分野の学部も設置されています。日本の大学とは異なる、多様で柔軟な学びの場が特徴です。