第2章　海外留学の意義とタイミング (1)

今日は小・中学生のお子様を海外留学させたいとお考えの方にぜひ知っていただきたいことをお話しします。

海外留学プログラム情報はたくさんありますよね。

ありすぎてどれが良いかわからない。

その中でもホームステイ先は懸念材料の1つです。

欧米と日本では、子育てに関する考え方やしつけの点で、根本的に異なる点があり、それらの違いを知ることです。

 

実際、留学先の学校でともに生活する友達やスクールメイトは、日本とは異なる文化で育ってきた子どもたちです。

また、子どもの教育やお世話に携わる方たちは日本の教育観とは異なる観点で子供の教育に当たることもあります。

日本の常識が欧米の学校で通用するとは限りません。通用しないことがあるのが現実です。

学び合うためにためには、

話しかけられやすい雰囲気を持ち、話を聞こうとする姿勢を互いに持ったり、共感的な力が育まれていることが大事です。

友達と自在に学び合う関係を築けていければ、いろいろな環境に自立して適応していく力はおのずと育まれます。

移民や外国人など、雑多な人種の中で育ち、ヨーロッパという大陸の中で、周囲の国との影響が多々あるせいでしょうか、否応なく、社会に晒されているといったら、少し大げさかもしれませんが、子どもでさえ、何か外部の風にも当たっている感じがします。

たぶん、自分の頭で考えて行動しているかどうかの違いがあるかと思います。

日本のホモジーニアスで平和な環境では、何か安全な温室の中で育ってしまいがちで、互いの見かけだけでなく、価値観が似通っているせいもありますが、だから余計に些細なことで、それを受けつけない子供は排除され、変な事件になったりしがちなのかも、と思うのは私だけでしょうか？